7月の記事でも紹介した邑智郡邑南町の自然公園内の災害復旧工事の500kg積みモノレールが設置完了となりました。
この現場でのレール延長は600mを超えます。
インターネットで公表することに当たって、差し支えがなさそうな範囲で紹介します。
モノレール起点側から、渓谷へと下がります。
ここでのレール設置角度は測ってませんが、急ではないですね。その先に仮設足場があるので、実際に歩道を歩くより、勾配のキツさ、遠回りを緩和してくれます。
起点側の写真から見えた足場の写真がこちら。
この現場にはこの場所以外にも足場が必要で、いくつか設置しました。
余談ですが、足場の組立作業には
「足場の組立等特別教育」と「足場の組立等作業主任者」が作業に関わります。
(安定計算も行います。)
橋の上を通りますが、その先に分岐ポイントがあります。
モノレールは急には曲がれないので、
向きを変えて、写真では右側へ走行させます。
モノレール終点手前のコンクリート階段。起点からは約500m以上離れています。
この先に歩道が壊れ、石積みで補修する場所があるのです。
石積用の石を運んだり、生コンクリートや砕石を運んだり、プレートコンパクタ(締固機械)が使ったりと、モノレールで運ぶと便利なことがたくさんあります。